地震について | 22:37 |
今回の能登半島沖地震で亡くなられた女性の方のご冥福を
心よりお祈りお祈りいたします。
中越地震の際、母親と幼い子供2人が車ごと土砂に埋まった県道589号線。
中越地震の象徴ともなったこの県道ですが、先日2年半ぶりに開通し、
今日通ってきました。
心よりお祈りお祈りいたします。
中越地震の際、母親と幼い子供2人が車ごと土砂に埋まった県道589号線。
中越地震の象徴ともなったこの県道ですが、先日2年半ぶりに開通し、
今日通ってきました。
地震の教訓を今後に生かすため、崩落した土砂や道路は
半分がそのままになっています。
崩落部分を走り抜けるまでわずか10秒足らず・・・。
その母子は、人生の中のそのわずか10秒が、地震の発生時間と
重なってしまったのです。
こんな簡単な言葉で片付けるのは良くないとわかっていても、
「不運」という言葉しか浮かんできません。
10数年前まで、この県道は国道17号でした。
新しく17号バイパスができた後も、地元の大半の人は長岡方面
から魚沼方面に抜けるのにこの道路を使っていました。
僕自身も例外ではなく、いつも何の疑いもなく通っていました。
「もしかしたら・・・」
考え始めたらきりがありません。
が、生命を脅かすような危険はいつもどこかに潜んでいる、と
感じるようになりました。
町の中しかり、山の中しかり。
「死」を身近に感じて初めて、人は今を精一杯生きようと思う
のかもしれません。